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PM700Cのアップグレード 10月2日にEPSONのカラリオの旧機種であるPM700Cをアップグレードした。 私は、少し疑い深い性格である。 が…ドライバをPM750C用のへ代えて印字をしてみたが、ヘッドから吐き出すインク量がPM700Cの方が多いようで、にじんでしまった。 『一部強化によるバージョンアップ』のような新製品に対しては、消費者の飽きにより近い将来、購入者が離れていくのは確実であると私は思う。特にプリンタ等は、現在のハイビジョン普及状態からも先が読めるが、1440dpiの高精細出力であれば、これ以上の高精細出力は必要であるとは思えない。1440dpi以上の出力を行えるプリンタを開発するのは現在では容易いであろうが、はたして今年の年賀状シーズンに、1440dpi以上の高精細出力のプリンタが出現するであろうか。出現したとして、ユーザーが求めているのであろうか。 写真高画質的戦略をうたった製品が溢れ出して3年ほどたつのではないだろうか。私は、720dpiレベルのプリンタを購入しているのであるが、1440dpiレベルのプリンタが2年後に巷に出現しても購入(買い替え)しようかどうか…というのは、かなり迷う。というのは、現在のプリンタが十分使用できるからである。そして、カラープリンタの写真高画質機能は、あまり使用することが無いからである。 今回のPM700CをPM750Cへバージョンアップできるというメーカーの提案に対して、私はいろいろ推測してしまう。メーカーはいったい何を求めているのであろうか。 バージョンアップは、以前も行ったそうである。しかし大々的には告知していないらしい。この1回目のバージョンアップが大好評であったので、2回目のバージョンアップが実現したらしいのである。 しかし、本当にエンドユーザーが求めたので実現したのであろうか。バージョンアップであれば、購入したエンドユーザーへ1通の手紙やはがきが届いてもよさそうである。ちなみに私の所へは、通知はなかった。今回もである。 このようにメーカー側から見ると、部品の修理費だけで、12,000円の売り上げが実現するのである。12,000円のうち利益は、どのくらいなのだろう。 エンドユーザー側からの意見であるが、新機種を購入するよりも、まったく低価格で1440dpiが手に入る訳であるし、年賀状にしか使用していないユーザーから見ても買い替えようと思う値段であることは間違いない。そして現在も使用できる機種をアップグレードできるというのは、日本人が大嫌いである、『使用できるのに捨てる』という行為を行わなくてすむのである。 もしも、EPSONが過剰な品質をエンドユーザーが求めなくなるということを推測し、ROM交換のみでバージョンアップ(解像度変換)ができるようにPM700Cを設計していたのであれば、長期的戦略を非常に重視しており将来的に非常に有望な企業であると私は感じてしまう。技術力だけではなく、戦略も重要視しなければならない時代へ変わらざるを得ない現在、このような企業が日本に存在することは重要であるとさえ私は感じる。 いや、待てよ。この言葉は、EPSONの次ぎの手法を見てから判断することにしよう。 (991003) |
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