某印刷会社、商印事業部へ入社。
最初の配属先では、ニューズ(UNIX・SONY)上を走るニューズキャスター(コーレ)というチラシ専用組版ソフトを触ることになる。そして、そこでは、日本のDTPの原点を見る。
3ヶ月後、あの写研の組版プログラムSAPCOLを触ることになる。このSAPCOLは、すばらしいの一言に尽きる。現在のDTPでは、とても不可能である『高度な組版』と、『バッチ処理』を日本語の文法を学ぶ感覚でこなすことが可能であった。現在でも超一流のプログラミングスクリプトであると思う。当時の若く好奇心旺盛であった私、近藤信男は大いに夢中になりDTPが当然になってしまった現在ではなかなか学ぶことが難しい組版の基本を学ぶ。
3年後Macintoshと非常にエキサイティングなQuarkXPress3.3Jに出会う。現在では当たり前であるが、『画面上で確認を行いながらレイアウト作業が行える仕様』という画期的なシステムであり、写研のサイバートPのように、専用組版システムしか存在しない時代であった当時は、非常に魅力を感じた。現在はPSフォントやQuarkXPress4.0Jに対し、非常に高価であるという意見の方が圧倒的であるが…。
自宅に導入し研究に没頭するが、正直ガッカリすることも多かった。(テキストボックス1行目にルビを振ると行がずれる仕様に、正直『これ…どうすればいいの?』非常に落胆する)この研究結果、発見した数々の裏わざが当時の版下部門のデジタル化に大いに役立ったはず…。
1年後オンデマンド印刷、そしてさらに1年後Windows DTP。楽しいことばかりが近藤信男の前に立ちはだかる…。
…そして現在は、職場を変え、色調修正を中心に格闘している毎日。