見出しの組み方

 本文の内容に対し、何が語られているかを分かりやすく表現した段落を『見出し』又は『タイトル』という。

見出しには、大きさが存在し、以下のようなものが存在する

  • 大見出し
  • 中見出し
  • 小見出し

 これらの見出しは、『編・章・節』などと同じようにテーマの大きさを表わす。

見出しの基本ルール
1.“級数”に関しては、以下のような基本的な原則が存在する。

    ●本文<小見出し<中見出し<大見出し

   上のように本文から一段階おきに級数を大きくする。
   しかし、ゴシック体に関しては、

    ●本文=小見出し<中見出し<大見出し

   とする場合もある。

2.“見出しの行どり”は、以下のような目安で行うとよい。

    ●小見出し=本文の2行どり〜
    ●中見出し=本文の2行どり〜
    ●大見出し=本文の3行どり〜

    ●小、中、大見出しが並ぶ場合=本文の8行どり以内

3.見出しは、読者が読みやすいように、“字下げ”を行うのが望ましい。

    ●大見出し<中見出し<小見出しの順番で字下げ大きくとる。

  横組みの場合は、“行揃え”を行う方法も有効である。
  縦組みの場合は、普通は行わない。

    ●行頭揃え
    ●中揃え
    ●行末揃え    などがある。

4.見出しが複数行になる場合は、区切りのよい所で改行を行う。
  複数行の見出しを改行する場合、以下のような方法が存在する。

   ●縦組み
    2行目以降は、一文字分下げる(字下げを行う)。
   ●横組み
    中揃えや行末揃えなどの場合は、字下げを行うことはないが、
    行頭揃えの場合は有効である。
   ●行間
    2行=1/2em〜1/3em
    3行=1/3em〜1/4em

5.“副題=サブタイトル”を見出し下(横)につける場合があるが、
  見出し級数の2/3程度、見出しと副題の間は見出し級数の1/2em程度あける。

6.段落終了後に入れる見出し前後間のアキは、

   ●前段落とのアキ=5
   ●見出しが付く次段落とのアキ=3  とし、5:3程度の割合であける。

7.見出しは、字数が多くなると詰め組みを行うことがあるが、本文級数、
  行間など、紙面のバランスをよく考えながら行う。

8.見出しがページの末尾にくることは好ましくない。
  どうしても末尾に来てしまう場合は、次ページへ見出しを追い出す。
  又、末尾に見出しが来る場合は、
  少なくとも2〜3行の本文が見出し後に存在することが望ましい。

見出しの説明(図解)

 見出しがページの末尾にくることは、好ましくない。どうしても末尾に来てしまう場合は、次ページへ見出しを追い出す。

 末尾に見出しが来る場合は、少なくとも2〜3行の本文が見出し後に存在することが望ましい。

“行頭見出し”

本文と同級数程度。

見出し級数の目安

大見出し=24級〜32級
中見出し=18級〜20級
小見出し=14級〜16級


 大見出し<中見出し<小見出し と見出しが小さくなるにつれ、字下げを大きくとる。
 字下げを行う場合、版面天(左図では、ネズミ色の天)を基準とする。

 指定方法は以下のような指定方法となる。
 ・字下げ○字
  (本文級数が基準)
 ・字下げ○ミリ
 ・字下げ○級
 ・字下げ○歯

 見出しは、本文の行を基準として、“見出し2行どり中央揃え”と指定される。見出しは大きくするにつれ、行どりも大きくする。

 見出しが並ぶ場合は、単独見出しの行どりを加えるのではなく、それよりも少なめの行どりにする。


Copyrignt (c) 1999 - 2000 NOBUO KONDOU, All rights reserved.